カラオケEnglish 先生サポート

中高生

中学生向けの基本文法コースは「聞く」「話す」力だけでなく、文法力、英作文力を同時に伸ばす教材です。例文を徹底音読することで、英語の基礎を身につけていきます。

コースの特徴

授業とCEFRの文法項目をカバー

中学で学ぶ文法項目、及びCEFRの文法項目や重要単語をカバーしています。 

基本1〜5 カリキュラム (PDF)

※CEFR (セファール/外国語の学習、教授、評価のためのヨーロッパ共通参照枠)

教科書の文法項目に連動

教科書で学ぶ文法項目の対応UNITは、教科書別年間指導計画でご確認いただけます

教科書別年間指導計画(中学校)

4ステップで声を出すカラオケ学習方式

同じ文法パターンの例文をListen (聞いて)、Repeat (真似して)、Record (声を録音する)、Translate (瞬間英作文)することで、一人壁打ちするように音読練習をして、英語の型を身につけていきます。

意味を推測ながら音読する

イラストから情報を読み取って「起こっている事」を推測しながら、パターンプラクティスをします。例文は日常生活で使うものが中心です。

音読して録音するから発音が上達する

お手本の音声と、録音した自分の声を比べて聞き直す「リフレクション」をすることで、正しい発音を手に入れていきます。

瞬間英作文で文法理解度を確認できる

文法の理解度を確認できるのが瞬間英作文です。「分解した日本語」を単語に変換し、正しい語順に組み立てる練習をして、英作文力を上げていきます。

個別最適化学習が可能になる

個別最適学習をスタートするために、学習者の文法レベルをご確認いただけます。

また理解できなかった文法項目は、何度でも解説を読むことができます。

単元ドリルで読む力、書く力をつける

2021年冬にローンチ予定の単元ドリルでは、文法理解力をチェックできます。

各学年20ほど用意しています。

スタンプがあるから学びが続く

1UNIT終了するごとに、スタンプが贈られ、コレクションできます。管理ページには生徒がスタンプをいくつ集めているか、反映されます。

クリックで画像拡大

生徒の学習状況を確認できる

生徒が初期設定すると、自動でクラス名簿に登録されます。

どの生徒がどれくらい学んでいるのか、確認できるので、休校の時も、学習を継続いただけます。

メッセージを送ることができる

管理ページで学習状況を確認し、先生からメッセージや連絡文を送ることができます。

(生徒が返信することはできません)

授業活用法はこちらをご覧ください。

思考・判断・表現力につながる学びはこちらをご覧ください。

基本文法コース「学び方」

基礎文法マスター期

基礎文法をしっかり使いこなすことができれば、英語を話すことも書くこともでき、世界中の人とコミュニケーションを取れるようになります。ただ日本では、英語の最も大切な基礎文法を中学1〜3年の間に駆け足で学ぶため、そのスピードについていけない方がたくさんいます。

基礎文法は「計算法」と同じです。三人称単数でつまずいているのに、現在完了を勉強しても、学びが積み重なっていくことはありません。足し算の次に引き算、九九の掛け算と順序よく学んでいくように、英語もステップを踏んで学ぶこと、そしてわからなければ前にもどって学ぶことが大切です。

中学生にとっての「基本文法コース」

基本文法コースのカリキュラムは、中学の学習指導要領文法項目に対応しています。基本1〜3は、それぞれ113〜116のUNITで構成され、中学1〜3年の授業コマ数に対応しているので、授業に沿って、毎授業5分〜8分、声を出すための副教材としてご活用いただけます。1UNITは約8分なので、自分のレベルやペースに合せて学べて、文法と同時に発音も身についていきます。理解できていないなと感じたら、潔くつまずいたUNITをやり直してみることは、自信とやる気と実力を手に入れるために有効です。また、各UNITの画面右上にある「+」ボタンから、文法解説をまとめて読んだり、繰り返し学びたいUNITをクリップしておくこともできます。

① 授業に合わせて、続けていけるペースを作りましょう。

基本1〜3は、それぞれ中1〜3の学校授業にほぼ連動していて、113〜116のUNITで構成されています。英語の授業は、年間で120日程度。英語の授業があった日は、最低1UNITやると決めて学んでいくとスムーズに進めることができます。 もちろん、予習や苦手なところの復習に使うと、さらに身につきます。

② 英訳して、自分のレベルを知っておきましょう。

中学1〜3年の文法をどこまで理解できているか?これは、各UNITの右端にあるステップ4=英訳する(グレーボタン)で自己診断ができます。例えば、中学2年で「未来形をやっているけど、理解できた」と感じたら、基本2のUNIT29「未来形・否定文1」のステップ4をやってみましょう。日本語の音声を聞き、サッと英訳して録音できたら、その文法はわかっているということです。もしできなければ、その前のUNITも復習してみましょう。わからないまま進めるより、潔くもどる方が、英語の基礎を固める近道です。 

③ ノートには、文法用語ではなく、英文を書いてもらいましょう。

ノートを使って学びの「見える化」をすることは大切ですが、「過去形ってどんなもの?」「現在完了形って何?」という説明を日本語で書いても、英語を学ぶためにはあまり意味がありません。カラオケEnglishを学習するノートに書くのは、「英語だけ」にしましょう。各UNITの例文を書き起こしたり、いろんな動詞の活用形を書くなど、英語を手に覚えさせることを意識して書くようにしましょう。

④ 時制は、時々まとめて繰り返して復習しましょう。

中学文法の骨格を作るのは、時制です。時制をパッと使い分けられるようになれば、日常会話ができるようになります。新しい時制を学ぶたび、基本3UNIT29・30「時制による動詞変化」を何度もやってください。時制の全体像がつかめます。また、時々マイページの検索ボタンから「過去形」「未来形」などと検索して、時制に関するUNITだけを集中的に復習してみましょう。

⑤ 「誰が、(いつ)どうする」。いつもSVを意識しましょう。

英語と日本語が決定的に違うところは、S(主語)が必ず文の頭にくること、次に「いつ」のことかを明確にするV(動詞)が続くことです。中学では英語の5文型(SV、SVO、SVOCなど)を習いますが、「声を出して話す」という段階になると一番大事なSVを忘れがちです。「誰が、(いつ)どうする」という基本のSVをいつも意識して声を出すようにしましょう。正しく声を出す習慣がついてこそ、話せる英語、受験に役立つ英語、そして将来、使える英語を身につけることができます。

⑥ ステップ2と4で、英文を「書く」練習をしましょう。

UNITの学び方は、基本は声を出すことですが、何回か学んだら、2つの「書く」練習もしましょう。 

「ディクテーション」
ステップ2=真似する(グリーンボタン)で「ディクテーション」をしてみましょう。カラオケ字幕をOFFにして、お手本の音声を聞き、ノートに英文を書き起こしてみてください。

「英作文」
ステップ4=英訳する(グレーボタン)では、日本語の声を聞いてノートに英訳を書き、書いた文を読み上げる形で録音してみましょう。

これらの方法は、単語の綴りや文法が正しいかをすぐに確認できて、4技能の中の「書く」力をつけることができます。

⑦ ステップ2で「シャドーイング」をしてみましょう。

ステップ2=真似する(グリーンボタン)では、お手本の真似をして声を出します。何回かやるなら、カラオケ字幕をOFFにして、お手本の英語に自分の声を重ねる「シャドーイング」をしてみましょう。英語を読まずに発声に集中することで、英語のリズムやイントネーションを叩き込むことができます。